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キャベツは至る所に

感想文、小説、日記、キャベツ、まじめ twitter ⇒ @kanran

『ヒメアノ~ル』について

映画『ヒメアノ~ル』、並びに原作マンガ『ヒメアノ~ル』についてのネタバレを多分に含みます。 赤字で注意喚起をしておいて何だが、恐らくこのエントリに辿り着く方は、『ヒメアノ~ル』について十分な事前知識を持っているだろう。前置きは省いて、感想を…

『息を殺して』@渋谷ユーロスペース

ジャケ買いしたノイズとかドローンのアルバムをかけて、その音像の見事さに聴き惚れていたら、体が震える轟音とか心を締めつける旋律にまで出くわしてしまった時のような、そういう感動をする映画だった。 2018年を迎えようとする年末、《国防軍》が海外活動…

『風立ちぬ』について'87年生まれのオタクが思ったこと

『風立ちぬ』のネタバレとか、シーンや演出への直接的言及を幾ばくか含みます。

早稲田松竹 8/02-8/08

『家族の灯り』 マノエル・ド・オリヴェイラ監督、2012年/92分。大学時代、講義で『アニキ・ボボ』と『神曲』を観たり、課外学習として『夜顔』を観に行くよう言われた作家、オリヴェイラ。その講義で映画を観ることの面白さに気づけたので、オリヴェイラ作…

早稲田松竹 5/24-5/30

かなり久しぶりに、早稲田松竹に映画を観に行った。いつぶりかと気になってアーカイブスを見てみたら、去年の8月末にカサヴェテスの二本立て(『ラヴ・ストリームス』と『こわれゆく女』)を観て以来だ。半年以上。その間、観たかったプログラムがいくつもあ…

2011のシネマ・5

テオ・アンゲロプロス監督の『エレニの旅』を観た。多分今年の上半期に観た映画の中で、一番胸に響いた作品。【170分 ギリシャ・フランス・イタリア・ドイツ】ロシア革命によってオデッサを追われ、難民となったギリシャ人たちの行進を描くのが、ファース…

2011のシネマ・3,4

続けざまにフィリップ・ガレル作品の感想をば。 『白と黒の恋人たち』 【2001年 117分】映画監督・フランソワは女優志望のリュシーと出会い、恋に落ち、彼女を新作の主役に抜擢する。ドラッグを批判するその映画のモデルは、フランソワのかつての恋人…

2011のシネマ・2

『トイレット』と一緒に観た『川の底からこんにちは』について。 久しぶりにレビューめいたものを書くと、今の自分の関心事にスイッとコネクトしちゃってイカンな、と痛感しております。 『川の底からこんにちは』 【2010年 112分 監督:石井裕也】 …

2011のシネマ・1

今年のシネマとか銘打っても、名画座に行くことが多いので、新作を取り扱うことは本当に稀でしょうが。でも観ておかなきゃいけないと思う映画は、実際過去にたくさんあるので、古今東西の映画についてここにしたためることになるだろうと思います。 未見の方…