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キャベツは至る所に

感想文、小説、日記、キャベツ、まじめ twitter ⇒ @kanran

Rising Sun Rock Festival 2014 in EZO に行ってきたんだ−2

前日・前々日と早起きだった賜物か、果たしてアラームと共に起きられた。バス乗り場へ赴き、フェアリー・フォンテーヌへ。普段は行水ばかりだが、せっかくの大浴場なので風呂を堪能。体を洗い、露天風呂で朝日を浴びて完全に覚醒しておきながら、ゲルマニウム風呂にどっぷり浸かって水死体のごとくになる。
小ざっぱりしてテントに戻っても九時になっていなかった。しかし太陽は強く照りつけてくる。もうビールを飲むしかない。同じような時間に風呂へ行って帰ってきた先輩と合流し、屋台へ。乾杯もそこそこに一杯目を乾して、お代わりまで頂く。


九時十三分にして二軒目か三軒目に移ったぐらいの感じ。

一旦テントに戻り、テント村の皆様に朝の挨拶。前日に引き取ったオフィシャルTシャツが朝から見つかっていなかったので、誰かのテントに紛れ込んでいないかと問うたところ、あっさりと在り処が分かる。というのも「誰かのTシャツが紛れ込んでる」というのは一度話題になっていたらしくて、ぼくの名前が書かれた引渡証まで見つかっていたのだが、ぼくの本名が全く知られておらず持ち主が割れなかった、という訳だった。皆とコミュニケーションする場のほとんどはTwitterだし、普段は本名にカスりもしない「さんちゃん」というあだ名(坊主だった時期に「アダム・サンドラーっぽい」と言われて付いた)で呼ばれている。期せずして本名を皆に覚えてもらうきっかけになった。

Tシャツの無事も分かったところで、テント村を離れて別のテントサイトへ。去年ご挨拶できなかったのが心残りであった、Twitterで知り合ったご夫婦のテントにお邪魔する。お二人とも歓待してくださって、サーバーからビールを振る舞っていただいた。その際、ご主人が太陽の手(焼きたて!!ジャぱん)の持ち主だったためか、泡が盛りだくさんになった。その後何度もビールを注いでもらい、ことごとくカップに泡が充ちた。
顔を合わせるのは初めてだったけれど、相互フォローをして久しく、また同じフェスに来ているだけあって、話は尽きない。時間が許せばご主人ともっとヒップホップの話をしたり、奥様とgroup_inou高尾滋の話をしたりしたかったが、そこはTwitterが縁になった者同士、zbptさんの話で盛り上がる時間が多くを占めた。
念願だった対面にアガって、要らぬボケをいくつかドロップした挙句にお暇してテント村に戻ると、(ビールをたくさんご馳走になったために)「さっきと体型が違う」と爆笑された。

家に環境が整って十五年弱、同世代の中では比較的早いうちからインターネットというものに接してきたが、オフ会に出たことがほとんどない。ここ数年Twitterを盛んにやるようになってやっと、ネット上で知り合った人とライブ会場やなんやで顔を合わせ、挨拶をするようになったぐらいだ。元々人見知りするたちな上に、Twitterで個人的なこと・センチメンタルなこと・産廃みたいなボケを撒き散らかしているので、その都度ついアガってしまう。しかし、自分の趣味的な面や大事にしている思考を見せ合って、それをきっかけに言葉を交わし合うようになった間柄の人と実際に対面するのは、楽しい。ここまでSNSが流行る前、ネット上でのコミュニケーションを「バーチャルな交流」とほざく評論家がゴロゴロいたものだが、リプライが仮想化された交流であり本当のコミュニケーションでなかったのなら、この日のような期待と緊張は有り得ない。
別にネット上で言葉を交わした全員と会いたいわけじゃないし、好感情が一定値を超えたから会わなきゃいけないわけでもない。でも会ってみたい人とは会ってみたいし、大体そういう人たち――少なくともこれまで実際に会った幾人かに対しては、本当に好きな友達に感じるものと同じものを感じ取る。今までお会いした人たちとこれからお会いするだろう人たちに、何というか、よろしく申し上げたい。

話が逸れてしまった。
二日目のスタートはdef garageのザ・チャレンジから。エレカシとどちらを観ようか迷っていたが、エレカシはこれからも観る機会がきっとあるのではないかと、まだ観たことがない方をチョイスした。
前評判で知っていた通り、メインボーカルの沢田チャレンジが、ダンスとマイクで観客を煽りっぱなしでオイシイところしか歌わないのが面白い。でも、それぞれのメンバーのキャリアが長いだけあって、単なるコミックバンドにはならない。メロディがキャッチーなことも大きいけど、ツインギター・ベース・ドラムというありふれた編成でありながら、まるで打ち込みを聴いているような安定感と音の密度を感じて、ものすごくノリやすい。パーティバンドの名に相応しい、とてもダンサブルな音楽をやっていた。ゲスの極み乙女。を観に行くと思しきお客さんを引き留めようとするもそれが叶わず、沢田が「顔は覚えたからな! 達郎さん観てるとき後ろからガッてやるからな」と毒づいて笑いを誘っていた(ご本人のTwitterによると、宣言通り後ろから抱きしめてやったらしい)。
その後は電撃ネットワークを観に行こうかと思っていたが、地元の友人から「藤原ヒロシの缶バッジを入手できないか」とのオーダーが入ったので、出演者の缶バッジが売られているガチャガチャ売場へ向かうことにする。前日のうちにゲットしていたもの中にトレードに使えるものがあるだろうと、一度テントに戻る。その間、SUN STAGEからはエレカシの『風に吹かれて』が聴こえていた。
藤原ヒロシの缶バッジにはカラバリがあって、コンプリートを目的とする人たちとの競争になってしまったが、何とか一色だけは入手。トレードの最中「藤原ヒロシってバッジが人気なんでしょ? 名前聞いたことなかったもん」というエッジーな一言を頂戴し、在りし日のツバキハウスを想って強く目をつぶった。
収穫を得たあと、のんびりレインボウに向かう。腹ごしらえをとラコスバーガーに立ち寄り、スカパラとコラボしたスペシャルバーガー(ポテト・ドリンク付き)をいただいた。味噌と蜂蜜の甘いソースに加えて大葉が挟まった和風のテイストで、ピリ辛のポテトとウーロン茶がベストマッチだった。
すっかり餓鬼道に落ちたものだと思いながらレインボウへ行くと、電撃のあとにゆっくり観たいと思っていたPredawnの演奏がもう始まるところで、テントの中はほぼ満員になっていた。一、二曲は後ろの方で聴いていたが、前日のナカコーを外で聴いていた時の心地よさを思い出し、テント前のヤグラへと向かう。すると先輩や、前のエントリでも登場したHybridのDJとバッタリ出会った。この後は誰を観るだなんだとぽつぽつ話しながら、Predawnの素晴らしい歌声を聴く。前日同様、日陰にいるだけで汗が引いていく、とても気持ちの良い気候だった。
Predawnを知ったのは、このブログでも何度か触れている埼玉は大宮のレコード屋・MORE RECORDSでのことだ。ぼくは荒井由実からフォークに入ったので、トラッドフォークのにおいがする音楽が大好きだ。そしてフォークにはまる直前に聴いていたのはオルタナ・ガレージ・ハードコアに時々ノイズだったから、自然なローファイがことごとく琴線に触れる。モアレコにはその両方の魅力を持つシンガーソングライターの音源がたくさん売っている。最近買ったLady Lamb the BeekeeperとかJo Mangoなんかは手放せそうにない。
Predawnもまたそういうミュージシャンだ。シンガーを選定する残酷なふるいでもある「歌声が良いか」という問題をクリアしているのは言わずもがな。それを彩るギターも良い。最近の日本のシンガーソングライターに感じることなんだけど、日本語詞でも外国語詞でも、異国情緒を感じさせる人が多い。以前のエントリで愛を語ったAlfred Beach Sandalもそうだし、あだち麗三郎やmmmもそうだ。Predawnという名前の由来は小川「未明」だそうだが、彼女の歌からはなんとなく童話を――それも「ヨーロッパ」というものを漠然と連想させられる。そうした音像が、旅行者の気分からするととても心地よく聴こえた。


その後は、EARTH TENTへ移ってGRAPEVINE。前日のsalyuと同じく、十年以上聴いているのにライブを観るのは初めてだった。
今なお精力的に活動するバンドだけあって、どの曲をやってくれるのか楽しみにしていったが、『FLY』で幕を開けて以降、ぼくが一番好きな初期〜中期のベスト的選曲で、初めてバインを観たのがフェスで良かった……と感動しきり。『ナツノヒカリ』『風待ち』『超える』といった歌詞に「夏」と盛り込まれている、こっちの感傷を掻き立てるような歌で泣かせにくるは、『豚の皿』『アンチ・ハレルヤ』で踊らせにかかってくるは、『光について』『羽根』ではじっくり聴かせてくるはで大満足。たぶん一番好きなアルバム『Circulat∞r』、その中でも一二を争うほど好きな曲『lamb』には狂喜した。あの曲は腰でリズムをとって大きくノっていると本当にキマッてくる。バイン独特のいやらしく責めてくるギターと田中の歌に酔いしれて、アースを後にした。
この後に是が非でも観たいと思っていたのはPROVOステージのchikyunokiki。果たしてその前にsleapy.abを観に行こうかと迷いつつ、アース付近の屋台で、北海道民が高く評価する布袋のザンギを購入(列に並んでいるときに、ちょうどOKAMOTO'SがリハでDaft Punkの『Get Lucky』をやっていた)。他にも誰かいるだろうとタレ・塩を一袋ずつ買ってテント村へ戻ったところ、ちょうど数人が戻ってきていて喜んでもらえた。人気だけあってうまいザンギだった。まずコロモがサクサクほろほろしていて味付けもちょうどよい。そこにタレ・塩がアクセントになる塩梅でかかっている。


しばしの休息の後、eastern youthを観られないことだし、やっぱり北海道で北海道のバンド観たいよな、と思い立ち、テント村の一人とレインボウへ移動。sleapy.abを観ることにする。
モアレコで視聴をしただけだったので、失礼ながら曲の知識はほとんどなかったのだが、音を空間のなかで循環させるようなギターサウンドがとても気持ち良い。またそれがRAINBOW SHANGRI-LAというテントステージに合う。音量とテンションが増していくにつれ、バックのスクリーンに投影される映像もあいまってイメージはどんどん宇宙的になっていく。ROVOのライブの爆発力を新星・超新星的と表現するなら、sleapy.abのサウンドが充溢し、凝縮していく感じはさながら重力崩壊だ。テルミンやエフェクトワークなどで、目を引く音というのもふんだんに現れてきながら、時々目をつぶって聴こえてくるままを聴こうとしたくなるのは、そういう凝集力によるのだと思った。
その後、レッドの憂歌団を横目に、一人でPROVOブースへと移動。ビールを飲みながら、chikyunokikiのライブを少し遠巻きにして観る。ミニマルや音響の要素を組み込んだダンスミュージック……というと昨今の好事家にはノーサンキューと言われてしまいそうだが、これがめちゃくちゃカッコイイ。修飾過剰なEDMとは違う、もっとスカスカなんだけどこっちをシラフにさせずに踊らせ続ける、別の言い方をすれば音圧以外の要素で包んでくる音楽だった。
すっかり日が暮れた時間、PROVOブースの抑え気味の照明を浴びて、一人でビールを飲みながらベンチでじっと演奏を聴いていると、何だか無性に自分でも音楽がやりたくなった。最近、出演者の多いライブを観に行くと、とみにそう思う。
ハイペースでビールを二杯飲んでいるうちに、chikyunokikiのライブが終わる。例年どおりならもうすぐ花火が上がるだろうという時間だったので、テント村の皆で晩飯を食おうということになる。レッドの付近へと移動すると、その脇のRED STAR CAFEの安藤裕子のライブがまだ続いていて、『のうぜんかつら』を少しだけ聴けた。
程なくして集合。布袋のザンギに続いてこれまた評判の高い、coronのカレーつけパンを食う。辛くてスパイシーでうまい。パンはパンで、歯ごたえがあって味がしっかりしている。chikyunokikiを聴きながら飲んだビールが効いて、花火が上がらないことを祈りながら用足しに立ち、そして懲りずにビールを飲む。カレーがうまかったのだから仕方ない。


九時近くになってようやく上がった花火を見届けて、再度レインボウへ。二日間の出演者のなかで一番観たかった、OOIOOのステージを観に。ぼくの興奮忘我の瞬間最大風速はここに観測されただろう。元々ボアダムスを経由して知ったバンドだけあって、そういうノリを期待していたこと、それからOOIOOが頻繁にライブをする訳ではないことも大きいが、まるでこの日飲んだアルコールが体内で再び結合してすっかり酔っぱらったような感覚に陥るライブだった。
トライバルとも、スピリチュアルとかシャーマニックとも呼べる世界観が、ギターボーカルのYoshimiのワンマンで構築されていくのではない、メンバー全員によってこそ作り上げられている……そう言わないと説明がつかない、あまりにも濃厚な演奏だった。音楽というより一種儀式に立ち会うような興奮は、やはりボアダムスのそれに近かった。しかしギター二本にベース・ドラム、そして古典楽器のガムランという編成は、ボアダムスにあるようなインパルスではなく、ボアダムスにはないハーモニーを生み出して、それが多民族的なリズムをより一層狂騒的なものへと発展させていく。そう、どうしても山塚アイ山本精一などといった関西アンダーグラウンドの泰斗たちと同じにおいを感じてしまうのは、単なるテクニシャンではない、特異なリズム感や演奏者としてのキャパシティの大きさを持つドラマーがいるからかもしれない。PARAに千住宗臣がいるように、OOIOOにはOLAibiがいる。
狂ったように踊ったというか、本当にあの時は正気でなかったというか、正直なところ『UMO』が始まってからの記憶があんまりない。めちゃくちゃな踊りをずっと踊って体力を使い果たし、いつの間にかレッドとレインボウの間にあるJTスペースの傍らで寝ていた。

時間にして三十分も寝ていないだろうが、その間に体温は思うさま下がった。半袖ハーフパンツで山下達郎まで耐えきるのは無理だろうと思って、テントへ移動。途中で白だし肉そばをすすって露命を繋ぐ。そんなことをしている間に、達郎を待つ人の数は増えていき、しまいには達郎ファンが場を仕切りだす有様だったらしい。そんな様を目にしなくて済んだのは幸運だった。
テントへ戻るちょうどその頃、SUN STAGEではDragon Ashの『Life Goes on』が聴こえてきた。
ぼくが最も深く、強く「ああ、ライジングに来たんだ」と痛感する瞬間は、夜も深まってから、一人で会場を歩いている時だ。近くにあるブースや遠くのステージから音楽が聞こえてくる。たくさんの人とすれ違いながら、夜気に湿った草を踏む。たぶん多くの人がそう感じたことがあるのではないかと思う、「広い会場の中で、今、自分の周りがいちばんライジングサン・ロックフェスティバル的だ」という錯覚に限りなく近い幸福感が、そのとき胸に広がる。

テントで服を着込み、レッドへととんぼ返り。同じようにレッドへ向かう人があまりに多く、リストバンドのチェックポイント付近では係員が誘導をする始末だった。何とかかんとかPA席の横へと移動して、ステージは目にできる位置につけると、すぐにメンバーが出てきた。山下達郎御大の登場に、この三年で見たこともないほど人に溢れ返ったレッド周辺がざわめき、拍手が広がる。
一体何がどうなっているのか、全ての音がくっきり聴こえる異常なクオリティのステージだった。そんな中、『SPARKLE』『あまく危険な香り』『ジャングルスウィング』、『ピンク・シャドウ』(!)とぶちかまされ続けて浸りきる。そして『僕らの夏の夢』で『サマーウォーズ』を思い出し、そういえば今お盆なんだよな……と妙にはっきり実感。『夏の陽』のアウトロで、大瀧詠一の『君は天然色』がスローに歌われると、ゆっくりと拍手が広がっていったのをよく覚えている。山下達郎が歌に込めるしかなかったものをリレーしていこうとするような拍手だった。
最後の『さよなら夏の日』ですっかり骨抜きになり、すぐに移動する気力が湧かない。かくなる上はいちごけずりだと、リトルジュースバーにめそめそ歩いていき、限定メニューであったいちごけずりのパンケーキを食う。さすがリトルジュースバー、トッピングされたフルーツもうまい。そうこうしているうちに、RED STAR CAFEでkjの弾き語りが始まる。一曲目から『knocking on heaven's door』だ、と感動してツイートをしたところ、直後にzbptさんにリツイートされ、下記の名ツイートへのコンボがメイクされる。


最 to da 高


その後、足の疲れを持て余しながらパンケーキをもぐもぐ食べているうちに、kjのライブを最後まで観ることになった。最後は『酒と泪と男と女』。バンドのイメージとはまったく結びつかなくても、そのボーカルの歌らしく聴こえるのが弾き語りのすごいところ。違和感という違和感はなく、いいものを観たという気持ちだけが残った。
もしここで体力が残っていれば、def garageの前まで行って溺れたエビの検死報告書を観ていたところだったが、へこたれてテントに戻る。九月の地元のイベントにエビは来るから、フィッシュマンズまで寝ることにしよう……。朦朧とした意識の中、サンステからは『バッハの旋律を夜に聴いたせいです』のリミックスが聞こえていた。
セットしたアラームが鳴ってから、寝ているんだか起きているんだか判然としない心地が続いて、そこに『ナイトクルージング』が聞こえてくる。入眠と覚醒をいっしょに促されるような感覚が、曲中ずっと続いた。眠りを聴いているような、音楽に沈み込んでいくような時間だった。初めてGodspeed You! Black Emperorのライブを観た時、この轟音の中で眠れたらどんなに心地いいだろうと思ったが、もしかしたらこの時の感覚は、その夢想を体現したものだったのかもしれなかった。そしてその感覚は『Weather Report』『Walking in the Rhythm』を聴いている時まで続いた。
そのあたりで眠気が勝ち始めたのだろう、それまでも曲の全部を理性で聴きとめた自信は全然ないのだが、『頼りない天使』のあたりからは記憶がいっそうおぼろげになる。記憶の中の曲順は、後で見たセットリストとずいぶん食い違った。

例年通りというか何というか、大トリのときにはどうしても意識が混濁する。次に目を覚ました時には六時近くなっていて、朝日はすっかり高く上がり、重油を混ぜたような強い光がテントサイトを照らしていた。




空港に着いたころには飛行機の時間が迫っていた。自分で自分をほめてやりたくなるようなスピードで土産を買い揃えて出発口へ急ぐとき、「東京へお出でのカメイトオル様……」というアナウンスが流れ、まさかバインの……? と妄想をたくましくした。
機内では川越が誇る地ビール、COEDOビールの伽羅が売っていた。川越の星・一日目のU-zhaanを思い出しながら味わって飲む。すると、木曜の夜から飲みっぱなしで来た手前、酒を飲みたい欲求がふくらんでくる。往路でも復路でも根室花まるに寄れなかった悔しみがふつふつと滾り、羽田に着いてから、フンパツして非回転寿司を喰らったのだった。